現在3つのブログを持っています。朝礼エッセイ「神様のクレヨン」。機関紙るうてる記載中の「神様の道具箱」。そして説教集「神様の色鉛筆」です。ここで最近音声ブログを始めました。毎日の朝礼をICレコーダーで録音し、配信しています。書くものと話すものの違いがよくわかります。また、自分の話し方の特徴や、息継ぎの仕方など、自分で自分のものを聞きながら点検しているところです。
じつは最近このICレコーダーを使用するのが楽しくなってきました。録音して数分後には、ネットをとおして世界中に発信できるのです。誰が、どのような形で聞いてくださるかわかりませんので緊張もしています。ということで、なんでもICで録音してデータにしておこうと思い立ちました。現在、手元には広島教会でなされた説教テープが5年分ありますので、まずこれをCDにしてみようと思います。はたしてカセットテープの音源が、CDになるのか。じつは簡単でした。1本のケーブルでカセットとICをつなぐだけです。ということで、さっそくCD作成中です。そうやって作成していると、自分の語り口や癖がよくわかります。また説教時間も15分~18分だということ。パターンが決まっていて、だいたい「もう終わるな」がわかること。変な息継ぎをしていることなど気がつきました。
一番の気づきは、「説教はその時のもの」ということです。その週にあった出来事や、教会の状況、自分の状況があってはじめて説教が成り立っています。「説教は生もの」なのです。しかし、時間と空間を超えて改めて聞くとき、また新しい説教の状況も生まれてきます。イエス様のみ言葉が2000年の時をこえて、新しく聞こえてくるのも、やっぱり「生もの」なのだと思います。
現在、現場を持っていませんが、このネットの中のブログが現場なのでしょう。この現場はとてつもなく広く大きなチャンスを持っています。そこにどのように宣教していくのか。どこにいても宣教者でありたいと願っています。