イースター(復活祭)おめでとうございます。今年も引き続き信徒の一人として礼拝に参加する恵みをいただいています。現場をもたない事務局長ですので、自分の存在を確かめるときでもあります。
広島教会時代は、クリスマス礼拝の準備と並行してイースターの準備をしていたことを思い出します。テーマの統一ということもありましたし、なんといっても準備をするのに早すぎるということはなかったからです。社会情勢をみながら、地域の様子、会員の様子などを考え、神様が与えてくださる、この年の今に適したテーマを見つけることが大切な要素でした。それには単発ではなく、1年間の流れを設定するのです。
現場にいた最後の年は「命・いのち」をテーマにしました。2つの与えられた「いのち」です。この世界に生まれたときの「命」と死んでのち与えられる新しい「いのち」これをテーマに、音楽、画像、説教を組み立てていきました。とても楽しい作業でした。何かを作り上げていくこと、そこに協力してくださる方を探すこと。共に考えること。すべては神様の導きの中で起こる事です。
これまでの経験では、平均50名位の礼拝を平均100名にするためには、クリスマス、イースター、召天者記念礼拝の他に、年間5つ以上の100名~150名を超える礼拝を行うことです。これはとても大変なことでもあります。信仰が必要です。アイデアがいります。創意工夫も求められます。そして何よりも、毎週礼拝にこられる教会員の方々が宣教者となることが条件です。そして牧師には「説教の充実」「牧会」が求められます。「この説教で今週生きていける」というみ言葉を語るのです。聖書解説のみに終わらず、生きていくための「命のみ言葉」を語る事です。そのような努力は必ず神様のみ心にかない、礼拝平均が100名を超えることでしょう。実は、そのような経験をさせていただいたのが、広島での12年間だったのです。
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