毎年1冊の出版をと計画を立てています。2008年は絵本「咲いていること」。2009年は週報エッセイ「神様のクレヨン4」。現場を離れたときの目標は、神様によって導かれ達成されていることに感謝します。人は目標を口に出して祈った時、それが神様の御心にかなうならば、すでに99%は達成できるのだと思います。残りの1%は「やるか」「やらないか」だと思います。
さて、2010年はどうでしょう。現在最終校正にはりました。今回はこども説教集「神さまのおべんとう箱」です。AVACOから7月下旬に出版される予定です。これは1994年にAVACOから「おはなしがいっぱい」という本の執筆を依頼されたことにはじまります。約1ヶ月を担当する形でこども説教をかいてきました。教会学校の先生方、おもにキリスト教系の幼稚園・保育園の先生方のテキストです。クリスチャンでない先生方に分かりやすい聖書解説もついているところが特徴です。毎年書かせていただいたのが、今回の本の土台となりました。こうやってまとめてみると、いろんなバリエーションで書いてきたなということがわかります。童話を創作したり、物を使ったり、ニュース番組風にしたり、脚本になっていたりです。毎年執筆させていただいたので、いろんなことを考えて執筆したのです。
今回、出版されるにあたり挑戦してみたことがあります。それは十字架の出来事を語ることです。受難の出来事、罪の赦しのための十字架、その苦難を子どもたちにどのように語るかです。これは大変難しい作業でした。聖書のままを優しくお話しするしかないのですが、なんとか別の方法がないかと考えてみました。しかし、これはいまの実力でしか書けませんでした。これからの課題が見つかったようです。
AVACOからは3つめの出版となります。紙芝居を2つ出版していただいています。3度目の正直。どのような本になりますか。ぜひ楽しみにしていてください。この本の出版には昨年天に召されたかたのご遺志もあります。そのことはいつかゆっくりとお伝えできればと思います。でも校正ってしんどいですね。