パレスチナ訪問の前に、ドイツ・オーバーアマガウの受難劇に行ってきました。南ドイツのアルプスのふもと。ここを越えたら、お友達のオルガニスト・やっちゃんの住むオーストリアです。のどかな風景の小さな村で、10年に1度の受難劇が今年開催されています。
このオーバーアマガウの受難劇はすでに世界中に知られ、開催年には世界中から人々がやってきます。木彫りが名産のこの村。しかし500年前の神様との約束を守りと、村人が受難劇を行うのです。素人とは思えない迫力と、賛美は素晴らしいものです。2000年に引き続き、今回も言ってきました。
今回の見どころは「ユダ」と「ピラト」でした。イエスを十字架に引き渡したこの2人の「苦しみ・悩み」が描かれ、群衆に追い詰められていく様は観ているものに大きな衝撃を与えました。またヘロデがかなり軽薄に描かれていたのが特徴でした。 また母マリア、マグダラのマリアの描写はかなり控えめのように感じました。そうそう、今回は出演動物も多く、ラクダも登場します。
2000年の時に衝撃的だった過ぎ越しの食事でのイエスのヘブル語は今回もあり、弟子のヨハネもヘブル語を話していました。6時間の劇ですが、あっという間に終わってしまった印象です。これからいかれる方は期待してください。いろんなグッズ(毛布・写真集・絵ハガキ等)もあります。また10年後を楽しみにしています。