学校訪問を後にして、昼食をとる。「シュワルマ」。丸型の平たいパンを袋にして、中に羊?牛?のケバブと野菜がいっぱい入っているサンドイッチ。パレスチナでは一般的な食べ物。これじゃ中身がわかりませんね。 かなりボリュームがあります。
さて、レストラン前にはすでに壁が見えています。この道はエルサレムに行く主要道路でしたが壁で分断されてしまいました。やりたい放題に勝手に地図上で線を引き、壁を建設していったそうです。いきなり1通のお知らせがきて建設が始まるということもあったそうです。
この壁は前回みたときより、落書き?が多くなっていました。これは落書きではありません。心の叫びでしょうか。何のためにこの壁があるのか。その心の叫びがここに書かれているように思えるのです。ベルリンの壁もまた同じような壁でした。
ただ、この壁をつかってアートにしてしまおうという創造性、それが心にとまった日でした。壁の中に閉じ込められているものにとって大切なのは「創造性」であると、ミトリ・ラヘブ牧師、ICBスタッフが繰り返し語っておられたのを思い出します 。
この最後の壁の絵、みなさんは何を感じますか。パレスチナの少女がイスラエル兵をチェックしている絵です。よくみると、向こうの方に、検問ゲートがみえます。この思いがつたわるでしょうか?