盲人伝道協議会から、視覚障害がい者向けテープ雑誌「おとずれ」への出演を依頼されました。8月号とのことで、「平和について」というのがテーマです。喜んでお引き受けさせていただきました。
この「おとずれ」は1971年からカセットテープによる録音雑誌として発行されています。隔月発行のようで、「説教」「時の話題」「インタビュー」「讃美歌や宗教音楽の紹介」「証し」などが内容です。すべて聞くと60分となるそうです。今回は8月ということで、「聖書の語る平和」についての録音でした。
広島教会の牧師であったということで依頼かなと思いました。しかし、そうではありませんでした。じつは「オリーブ・パンの笛」の活動をAVACO(キリスト教視聴覚センター)から聞かれた方が紹介してくださったのです。もちろんCDも持って行くことにしました。私たちとは違い、耳から聞く情報を大切にされている方々が、このオリーブの語る言葉をどのようにきかれるでしょうか。倒されて復活したオリーブ。しかしその本当の語りかけの言葉を聞くには、耳と心をそこに集中させねばなりません。私など見ることによって惑わされているものが多くあります。聞くのみに集中することから、もういちどオリーブの言葉をきくことができればと思っています。
8月2日に発行予定です。ウェブページにもアップされるようです。どうかぜひ聞いてみてください。オリーブ・パンの笛は、多くのつながりから、たくさんの方々のもとにその言葉を語りかけています。8月の広島では、全国の子どもたちに。9月には全国の新老人の方々に。その次はどこで、このパンの笛はつながっていくのでしょうか。神様のなさることは素晴らしいなと感謝しています。
日本盲人キリスト教伝道協議会のウェブページはここです。