ルカ 8: 15 御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人
有名な種まきのたとえの解説です。弟子たちにイエス様にたとえの意味を説明してくださいと頼みます。それに応えて解説をされたのが今日の箇所です。その中の中心的な言葉は「種は神の言葉である」ということでした。
自分分を振り返ってみると、神様の前で決して良い土地ではないことがわかります。御言葉の種をいただきながら、一向に成長することもなく、むしろ成長を止めてしまうような土地かもしれません。ごみ捨て場を覗くと驚くことがあります。それは、植えてもしないのに野菜が育っているのを見るからです。食べ切れずに捨ててしまった野菜の種が、ごみの中で育っているのです。そちらの土地の方が栄養にあふれているのかもしれないという皮肉ですが。
「み言葉の種」には力があります。どこへ撒かれようと、必ず芽をだすのです。しかし、そのあとが問題なのです。「聞く、守る、忍耐する」という土地の中でこそ立派に成長すると書いてあります。もっというなら、良い土地の基準は、「聞く、守る、忍耐する」ということなのです。み言葉の種の力を信じて、今日もまた、「聞く、守る、忍耐する」という土地になりたいと思います。