自分の意識のないところで話が成立していることがあります。それは夢の中での出来事です。まったく自覚がないうえに、何を話していても責任がもてない状況での話です。しかし、心の底にあるものが自然と出てくるのかもしれません。
先日「お父さん夜中に寝言を言っているよ」と娘から指摘されました。どんな寝言をいっているのかを尋ねてみると、どうも会議をしているというのです。ちょっと前までは「いびきかいてるよ」と言われていたので、ビックリです。自分では意識がない言葉ですので、聞かれていると思うと何を話したのか心配になります。本当はもっと違うことを話しているかもしれないとおもうと冷や汗もでます。
そこで、ここ1週間ICレコーダーで夜中の状況を録音してみました。すると本当に寝言をいっているのです。しかも会議をしていました。「ああ、その件はもう切ってしまうんですね」「なんかへんな決め方だな~」「もうちょっと急ぎましょう」「会議終わりませんよ」と言っているではないですか。自分の寝言を自分で聞いてみるとかなりショックというか、不思議な感じです。まさか会議に心を縛られているとは。
聖書でも夢を解き明かす話しはでてきますが、寝言を解き明かす話しはありません。自分の無意識の中で影響がある事柄が寝言になるのでしょうか。そうすると教会の会議が一番の出来事となるわけです。そういえば長女が2歳だったとき彼女の寝言をきいたことがあります。長女は両手をあげて「アーメン」と言っていました。教会の礼拝が一番だったのですね。しばらくICで録音してみます。どんな寝言がきけるでしょうか。寝言でも宣教していればいいのになあ~。(10.08.15)