東京は雨が降りました。土日に雨が降ると、家の中で静かに時を過ごすとことにしています。週日の市ヶ谷周辺は人や車が多く絶えず音がしています。しかし、土日や祝日は静かなものです。今回は3連休とあって、人々は都心から離れていったのでしょう。
雨の降る土日は大好きです。掃除をするでもなく、パソコンの前に座るでもなく。なにもしない日だからです。ただゴロゴロしているだけです。こんなとき注意しなければいけないのは「テレビ」です。何もしない日にテレビを見始めると終わらなくなってしまいます。どうしてテレビはだらだらと何時間でも観てられるのかなと思います。ですからテレビは要注意です。次に注意するのは「電話」。これまた話しはじめると時間があっという間にたってしまいます。あとはせっかくの時間なので、掃除・洗濯はさっさと済ませることですね。これもやりだすときりがありませんので時間をとられます。ということで今回は、いつもやるべきことをさっさとやってしまって自分だけの静かな時間をつくりました。
何をするか。いや何もしない1日でした。ベットに座り、ただ静かに雨の音をきいていたのです。こんなに静かなひと時は久しぶりです。たった一人で静かな時を楽しんでいました。実は事務局長になってこの土日の解放感に驚いています。現場の牧師だった頃は、牧師として365日24時間が牧師の働きでした。休みもなく、緊張感との戦いだったかもしれません。それは現場があるから。そこに教会と信徒さんとの交わりがあるからです。しかし現場がない2年で体験したこの土日の解放感は、一体何かなと思います。現場の牧師の大変さを改めて感じているところです。
それでは、この解放感が嬉しいか。そうではありません。雨の音を聞きながら静かにしている時間も恵みだと思います。しかし、現場であくせくしながら人を触れ合っていたい。その中で神様の働きを感じたいという思いがもっと強いのです。雨の音を聞きながら静かに考えていることは「今度現場にでたときはこんな牧師でありたい」とうことばかりです。
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