2010年も最終主日となりました。クリスマスも終わり、新しい年にむけての課題を確かめているところです。毎年この時期はゆっくりと過ごす時間です。クリスマスの慌ただしさから解放され、事務局の仕事も落ち着きました。自分のこれまでと今後を考える、いいチャンスです。多くの時間を祈りに集中することもできます。まとめて祈る時でもあるのです。
今年を振り返ると、一つの目標であった「こども説教集」を出版することができました。「神さまのおべんとう箱」というAVACOから出版していただきました。初任地の徳山教会礼拝堂で祈って決断した目標が、ひとつ、またひとつとかなえられていくことに感謝です。
キリスト教書店ハンナさんから「2011キリスト書総目録」をいただきました。恐る恐る自分の本が記載されているか確かめてみました。するとあるではないですか。146頁の11行目。神学生時代から目を皿のようにして眺めていた目録に、自分の名前と書物が記載されていることに奇跡を感じました。とくに学問を追求いたわけでなく、目立った功績もなく、ただひたすらに神様の求めに応じて書いてきました。現場の要求に従ってコツコツと書いてきた物が本になったのです。目録をみながら、これまでどれだけの人たちと出会い、導かれたことかと思いました。私にとってこの数行がかけがえのない神様からのクリスマスプレゼントとなりました。
さて、これからです。若き日に祈ったことで完成していないことがまだいくつかあります。その課題にむけて準備をしています。新しい課題もできました。どうしても出版しなければならい絵本もあります。来年の今頃はどんな奇跡と出会っているでしょうか。しかし、やっぱり大切なことは「コツコツ」ですね。毎日の積み重ねがまとまっていくのです。とすると。。。祈りも同じ。信仰もまた同じ。コツコツです。