詩篇 84:11 あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。主に逆らう者の天幕で長らえるよりは/わたしの神の家の門口に立っているのを選びます。
2年前からその年の詩篇テーマを持つことにしました。その年の最後の週に、1年を振り返って悔い改めをし、新しい年に向かって一歩踏み出すためです。2010年の詩篇テーマは「神の家の門口に立つ」というものでした。
神様の家の門口に立って、一人でも多くの方々を神様の国に招き入れたいという願いがそこにありました。事務局長としての働きであっても、単に事務仕事をするのではなく、すべては福音宣教のために捧げるのだというテーマでした。
子ども説教集「神さまのおべんとう箱」の出版。パレスチナオリーブプロジェクト(パンの笛)CD製作と講演。パレスチナ訪問。ドイツ・受難劇。ドイツ平和交流。アメリカ。ロスLCR(復活ルーテル教会)の方々の来日のお世話、LCR・FLC訪問と交流。現場を離れていても、M兄の葬儀説教。数えてみれば、神の家の門口に立ち、少しは道具として用いていただけたと感じます。
しかしまだまだです。いましかできないことがきっとあるはずという思いがしてきました。事務局勤めだからできること。それがいったい何かを祈りつつ、新しい年を迎えます。今年1年の訪問に感謝します。このブログもまた神様の家の門口にあるのだと、心を新たにしています。よいお年をお迎え下さい。