東北関東大震災から1週間が過ぎました。被災地はまだ大変な状況だと思います。毎日入るニュースに心を痛めながらも、何もできない歯がゆさを感じています。ルーテル教会も救援対策本部を立ち上げました。まず命を救出する救援から、次の救援にうつってきました。いよいよ私たちにできる救援活動の時期がやってきたと思います。
ということで、23日に宮城県仙台市に牧師4人、LWFから派遣される災害アドバイザーと共に被災地へ行くことになりました。まずは車に乗せられるだけの食糧をもって。現地の牧師との電話では、一番必要なものはガソリンだと言われました。教会員の安否確認のためにも、車が全く使えない状況にあるといいます。次に食糧、そしてカセットコンロのガスボンベ。保育所を3つ運営している教会ですので、紙おむつもないということです。さっそく都内で調達とおもっていましたが、いま首都圏のスーパーには何も売ってない状況です。買占めでしょうか、棚には被災地に優先的に品物を回していますと表示されています。本当にそうであるように祈るばかりです。
しかし、私たちのルーテル教会は首都圏だけではありません。まだ品物がある西教区に依頼し、緊急物資を送っていただくことになりました。この度の災害は日本全体で乗り越えなければなりません。支え合って、協力し合って。そのことが教会のなかでも起こっていることに感謝です。
まだ何もできていません。でも何かをするのでなく、自分たちに与えられた賜物をもって、神様の道具として働かせていただければと思います。私たちには、導いてくださるイエス様が共におられます。そのイエス様にお聞きしながら、できることを、できるだけ、精一杯にさせていただきたいと願っています。