ゼファニヤ 1:7 主なる神の御前に沈黙せよ。主の日は近づいている。
今日から聖書日課は、小預言書のゼファニヤ書になりました。ゼファニヤの活動は、ヨシア王の時代であったと書かれています。エレミヤもまたヨシア王の治世に預言者としての召命を受けていますので、ゼファニヤの預言は、おそらくエレミヤの活動より少し早く始まり、ニネベの陥落の頃までだと考えられます。内容はアッシリヤによる北イスラエルの滅亡と、ユダの荒廃からの再建を目標としています。審判と再建がテーマです。
3月11日に起こった「東北関東大震災」は、いまも必死の救援活動が続いています。また福島第1原子力発電所の被害は世界中で脅威を与えています。首都圏でもまだ災害の影響で、計画停電が行われています。毎日のニュースを見るだけで、私たちはいま畏れと恐怖の中にいます。しかし、その中でも自分たちにできることで奉仕するしかないと思います。ルーテル教会でも救援本部が立ちあがり、具体的に何ができるかを模索しています。まずは祈りによって一つとなり、できることを探していきましょう。
ゼファニアは「主なる神の御前に沈黙せよ」と言います。いま、この現状の中で私たちは何ができるか。神様の前に沈黙し、み言葉に立ってよく考えることだと思います。そして、救援活動に参加していきます。これからルーテル教会の救援活動が祈りとみ言葉によってなされるように願っています。
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