地震被害、それだけでなく津波被害。2重3重の被害に悩まされている人々がいます。ある被災者の方は「目の前の住宅が波にのまれ、気がついたら全体が海になっていた。3日たって水がひき始めると、海の中から多数の車がでてきた。しかし家は一軒もなく、瓦礫の山だけが残っていた」と。
仙台の教会の方は、「3月11日の地震のあとライフラインがすべて止まってしまった。電気、ガス、水道。テレビもラジオもなかった3日間。いったい何が起こったのか、地域がどうなっているのかわからなかった。4日目に電気が回復し、テレビをみて初めていったい何が起こったのかを知った。言葉がなかった。世界がどうなっているのかわからない3日間が暗く長く苦しかった」と。
いま、全国からのボランティアが現地に来て下さっています。共に乗り越えていこうとする人々がここにいる。そんなつながりをたくさん提供できればと思っています。