救援物資について有り余っているという報道がなされます。たしかに有り余っているところもあります。しかしここで聞く情報は、届けられてない所もまだたくさんあり。いまでもおにぎり1個で生活ということも実際にききます。街全体が津波で破壊されているのですから、すべての公共機関、社協などの団体も同じ被害をうけています。機能という点でおいついていかないのでしょう。普段ならどこに人がいて、どんな生活をしているかわかっているところが、いまはそれを調べる時間も人もいないという状況かなと思います。
しかし、物資は届けられているところにはたくさんあります。ボランティアによってきちんと細かく仕訳され、内容物がすぐにわかるように図式化されています。サイズから色から、男性物、女性物まで。全国からこんなにあつめられることに驚きますし、5000人の給食を思い出しました。パン5つと魚2ひきで5000人が養われた奇跡は、イエス様の祈りからなされました。いまここに人々の祈りが結集しているのだと思います。