事務局では8時55分に朝礼拝があります。毎朝み言葉と祈りから1日をはじめるのです。5分しかありませんので、祈りと報告をいれると、3分説教になります。今年からルーテルの聖書日課をつかっています。これが毎日となるとかなり大変です。いま創世記を1章から続けて読んでおりますが、そこから何が語られるか。毎日み言葉と格闘しています。
朝礼は毎日ブログでアップしています。しかし、先週の朝礼をみてみると、創世記を読みながら今回の震災で経験したこと、それをみ言葉から聞いているような感じがします。自分が置かれている状況の中で、み言葉が語られていきます。しかし、み言葉の力は、かならずそこから福音を聞くことができるということです。
先週の金曜日から再び宮城県に入りました。1週間を石巻を中心に救援活動をします。被災地は毎日変化していきます。災害から救援、救援から復興。いまどこにいるのかをたしかめながら活動をしていかねばなりません。しかし1ヶ月前よりも確実に復興への動きがあります。なんとか自分たちで自給していかねばという気持ちも伝わってきます。私たちはそれを感じながら、何ができるかを考えながら泥出し清掃をしています。そこでみつけたことは、「寄り添う」ということでした。
礼拝堂に畳をしいて寝泊まりすることにも慣れてきました。はじめて来たときは、床に寝袋でした。次に礼拝堂の椅子の座布団になり、それから畳がやってきて、マットがきたのは最近のことでした。季節も冬から春になり、やっと朝晩も凍えることがなくなりました。電気はありましたが、水道がやってきて、ガスが通って。お風呂も自衛隊でお世話になったり。毎日カップラーメンとレトルト食品から、キッチンスタッフが派遣されてくるようになりました。などなど、支援センターも次のステップに移っています。これからです。今回の支援活動では何が見えてくるのでしょうか。