創世 15:5-6 主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
神様はアブラムと契約を結ばれます。しかし、その前に、アブラムを外に連れ出されました。そして「星を数えよ」と言われたのです。そんなことなど人間にはできないことですが、その星の数ほどの祝福、子孫を与えると言われました。普通なら「そんなことはできないでしょう」言いたいところです。しかし、アブラムは神様の言葉を信じました。素直にそれを受け取ったのです。その信仰を神様はアブラムの義と認められました。神様は信じさせてくださるのです。
そういえば、被災地の夜空を眺めてないことにきがつきました。星を見ようと考えたこともありません。被災状況があまりにも過酷で、町の破壊、津波被害しか目にとまりませんでした。大震災から2ヶ月がたち、被災者の皆さんが少しずつ自力で立ち上がろうとされています。しかし、現在の状況は行方不明者の数を越える人達が孤立し、また自殺する方も日々増えています。どうすれば被災地の中に希望が見出せるか。そんなとき、今朝のみ言葉を与えられました。神様はアブラムに「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい」と言われました。破壊された状況から、ふと目をあげてみよと言われているように思います。そこには全てを知って導いて下さる神様がおられるのです。
アブラムは神様から天を仰いで星を見せられ「あなたの子孫はこのようになる」と約束されました。アブラムはその神様の言葉を信じたのです。神様はそれをアブラムの義と認められました。ここに神様との深い関係をみることができます。神様のみ言葉を信じること。イエス様はどんな時も共にいて下さると約束してくださいました。イエス様のみ言葉を信じて、被災地の空をながめてみます。必ず共に寄り添うキリストを感じることができると思います。破壊された街にイエス様は立っておられます。
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