石巻専修大学のボランティアセンター受付勤務を再開しました。最近気になることは、市内の異臭が、遠く離れた大学校内でも臭うことです。そしてハエがやたらとふえました。
この異臭はブログでは届けることができません。しかし、これは大変な臭いです。物が腐った臭いだけではないのです。石巻に特有の臭いと言われるようになりました。そういえば東松島の津波被害地区の泥からはこのような異臭といわれるような臭いはありません。確かに臭いはありますが、まったく別のものです。どうしてこんなに違うのでしょうか。石巻の被災者が教えてくださったことがあります。これはヘドロの臭いだと。
じつは、石巻の海は家庭や工場からでた排水で汚れ、ヘドロが深くたまっていたのだそうです。それが今回の津波によってすべて陸地へ返されてきたのだと。人間がこれまで汚してきた地球を自分で処理しなさいと返されたと言われました。たしかに海が綺麗な被災地からは異臭はしないのです。
私たちは神様から与えられた地球を汚してきました。それが全部かえされたとしたら。。。異臭と戦いながらのボランティア活動ですが、いろいろなことを教えられながらの活動です。