ルーテル支援では「ボランティアバスパック」を企画しました。2泊3日で松島の温泉に宿泊し(被災地の観光を応援)、宮戸島西部漁協の海苔工場の清掃をするというものです。
その1日目は被災地の訪問をしました。石巻漁港、石巻市街地、女川、東松島。重機が入ってかなり片づけられていましたが、その破壊のすごさに参加者は言葉を失いました。またテレビでは感じることのできない臭いを体験し、あらためてここに住む被災者のことを心に刻むことができました。
女川にいったとき、お花をささげている被災者を見かけました。家のあったところに手向けられた花をみて、津波によって亡くなられた方の思いはどんなだっただろうと。心が痛みました。しかし、町はすでに新しい一歩へ進んでいるようです。まだ長い道のりかもしれませんが、ルーテル支援はずっと寄り添っていく覚悟で支援をしていきたいと考えています。