石巻市・牡鹿半島の先端鮎川地区にいってきました。第2回ボランティアバスパックで、仮設住宅に花を植えてきたのです。仮設に住んでおられる方々もお手伝いくださり、作業ははやくおわりました。
そのご、最近再開したコンビニに立ち寄り、トイレ休憩、昼食をたべていました。目の前に止まっていた大きなトラックが動いた時、そこに文字をみつけました。HELPと書かれてあります。震災の時、この地区は孤立していたのです。次々に車が移動するたびに文字がでてきました。「日赤病院へ」「出産」「HELP」と読めます。あのとき、この地区で緊急で出産をせねばならなくなった方がおられたのでしょう。あの雪が降る日、はたしてどうなったのか。こnお文字を見ながら、新しい命の誕生を祈るしかありませんでした。母子はいまも健康だろうか。家族にかこまれているだろうか。
被災地もずいぶん片付いてきたと新聞に書かれてありました。しかしそれは表面だけのことで、このようにふとしたところに傷跡が見えてきます。毎日が祈りです。祈りつつこの活動を進めています。