ヨハネ 15:4 わたしにつながっていなさい。わたしもあなたにつながっている。
イエス様は十字架にかかる前の緊迫した状況の中、弟子たちにぶどうの木のたとえをお話になりました。このたとえでは、木はイエス様であり、枝は弟子たちです。ぶどうの木に枝が結びつくように、イエス様と弟子たちの交わりも強く結びついていることを示されました。
「これも支援物資なんださ」「洋服もぜんぶ支援物資だよ」「下着も全部支援物資なんだよね」と話してくれたおばちゃんがいます。そのあとに「助かるちゃねえ~みんな優しいから」と。おばちゃんの家は北上川の河川敷にあり、家は土台からすべて流されたそうです。何もかも全部流されて、残ったものは自分が来ていた服だけだと言われました。すべてなくなったけれど、パンツまで支援してもらって本当にありがたい。みんなの親切に涙が出ると言いながら、目頭を抑えておられました。最近、もとの職場に戻られたので訪問してきました。大変喜んでくださいました。そのとき、職場であるディサービスセンターの側溝清掃等がまだ終わってないことに気がつきました。そこでルーテルさんは了解をえて次の日に清掃活動に入らせていただきました。小さな出会いからはじまったつながりが、どんどん次につながっていきます。神様から頂いた出会いはさらに広がっていくのだと思います。
イエス様は「わたしにつながっていなさい」と言われました。私たちが実を結ぶ方法はひとつしかありません。それはイエス様につながっていることです。このつながりがまた、私が出会った人とつながります。するとその人はイエス様につながっていることになります。私たちがつねにイエス様につながっているということは、出会うすべての人をイエス様につなげることでもあります。