マルコ 3:13 イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まってきた。
イエス様は12人の弟子たちを選ばれています。その時、山に登ったとあります。聖書では「山」は大きな意味をもちます。祈るためでもあり、神様と出会う場所でもあります。イエス様はその山で、「これと思う人」を呼び寄せておられます。その「これと思う」人が、ペトロをはじめ12人の弟子たちでした。イエス様の宣教も神様に選ばれた人々のチームワークでもありました。
ルーテル支援は、専従スタッフ・派遣牧師を中心にボランティアスタッフがチームとなって活動しています。このボランティアスタッフは、「となりびと」活動に参加し、そのご残ってスタッフになってくれました。それぞれの仕事もあるので、期間は長くはありません。しかし、ボランティアの送り迎え、作業内容の調整、実施など、活動を根底から支えているのは彼らです。今日、一人のボランティアスタッフが自分の仕事に戻るために仙台を離れます。彼が抜けると大きな痛手ですが、これも支援活動の一側面です。できることを、できる期間、できるだけやる。その間はそれに集中する。そんな働きに支えられて現在があります。彼がまた戻ってくる冬をたのしみにしています。
イエス様は「これ」と思う人を弟子とされ、まず彼らに「使徒」という名前を付けられました。そしてきちんと目標と目的をあたえられました。「自分のそばに置く」「派遣して宣教する」「悪霊を追い出す権能を持たせる」ということでした。神様から目標と目的をしっかり与えられたチームワークは、最強のものとなります。