黙示録 12:7 さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。
キリスト教には「4大天使」というのがいます。今日はその天使ミカエルの日となっています。ミカエルはイスラエルの守護天使とされています。戦いにおける救済的役割を果たすことが期待されている天使です。大天使もそれぞれに役割を持っています。
意思を伝えるとされる「ガブリエル」。イエス様の母マリアに受胎告知をしたので有名です。病気やケガを癒し、巡礼者など旅人の庇護者である「ラファエル」。天使の最高位「熾天使」も兼ねる「ウリエル」。そして、大天使たちのリーダー的存在であり、すべての天使たちの総司令官のような任務を果たしているのが「ミカエル」です。
ミカエルは天使の中でも神様に最も近い存在のようです。「天使の中の天使」とされ、人々の信仰を集めてきました。「ミカエル」という名前の意味は「神ごとき者」という意味です。他にも「慈悲の天使」「正義の天使」「聖別の天使」などと呼ばれています。
ルーテル教会では天使について特に教えたりしません。しかし聖書には、それぞれの天使に役割があり、神様の御心にそって働いていると記されています。神様のもとにあるものはすべて役割を持っていることを教えられます。私たちも与えられた役割を自覚し、神様の導きに従って今日を歩んでいきたいと思います。
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