あけましておめでとうごじます。
教会の現場から離れて4年が過ぎようとしています。この4年で何を学び、何を構築してきたでしょうか。あっという間に4年が経ちました。そろそろ現場にもどる準備をしなければなりません。
昨年は3月に東日本大震災が起こりました。私も派遣牧師として現地に入り、多くの悲しみ苦しみと向かい合う日々をすごしました。ここで教えられたことが牧師人生にとってどんなに大きな事だったか。いままでの牧師としての人生を根底から覆されるような出会いばかりでした。語る言葉を持っていない、神様の言葉には力があるのに、無力でしかない私の言葉。どうやって神様のみ言葉は私をとおして伝わっていくのか。また答えられない問いの多くに圧倒されました。「何もいらない。孫の命を返して」と泣き崩れるおばあさんに語る言葉を失くしていました。しかし、それだからこそ、神様のみ言葉に立つしか方法はなかったのです。
本部事務局での働きも重要なものです。しかし、現場に戻りたい気持ちのほうが日に日に大きくなってきています。神様の召しによって現場に戻れることを熱望しています。み言葉の無力さから、み言葉こそが本当に力強いことも教えられました。この感覚が皆さまに伝えられるか。あとのこり20年の牧師現役生活でどこまで宣教できるか。
新しい年がやってきました。今年は主日から始まると言う区切りのよさ。祈りをもって始める信仰生活が始まるのです。今年はさらにみ言葉を読む習慣を強め、ミッションを確認し祈る日々をおくります。そこから何がみえてくるでしょうか。今日から「神さまのクレヨン」は6巻目となります。