1コリント 3:9 わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。
パウロは教会を、神様が奉仕者たちを用いておられる「耕作する畑」「建てる建物」といいます。ここには私たちは「神様の同労者」であるという表現があります。神様と共に働く者という意味ではなく、神様のために、神様に用いられて、私たちが共に働く者という意味です。神様と同じことをしているという意味ではありません。つねに神様の御心にそって働く者です。
みなさんに支えられて事務局の働きをしてきました。今週をもってその働きが区切りをむかえます。やり残したことも多く、この4年、「何ができたか、できなかったか」「やれなかったか、やらなかったか」を考えています。しかし答えはみつかりません。事務局の働きはすべて神様の御用であり、私たちは道具として用いられているだけです。何をしてきたかは、神様が一番よく知っておられるのです。もし自分に問うことがあれば、与えられた働きに誠実であったかだけです。み言葉に立って誠実にやってきたか。その点を問われるならば、誠実にやるように努めましたと答えることができます。それで十分かなと思います。
パウロは「わたしたちは神のために力を合わせて働く」と教えています。力を合わせて行くということは、自分一人ではできません。お互いが合わせていかねばならないのです。しかしその目的は一つです。「神のために」。この目的がはっきりしてから、「合わせる」ということの意味もはっきりするのです。事務局が変わっても「神様のために働く」ことに誠実であってください。
<本日引っ越しのため音声朝礼はお休みです。>