4年ぶりの現場復帰で緊張と戸惑いの中、少し落ち着いてきまた。まだ引っ越しの荷物はそのままですが。時間をつくって、病床訪問から最近お顔が見えない方の訪問をしています。やっぱりいいですね。訪問をしていますと、やっと牧会の現場に戻ってきた実感がわいてきました。
先週はH姉のところに訪問しました。天草教会の宣教開始のころのお話を聞いてきました。たった一人で派遣され、今日にいたるまで宣教されてきたその奇跡に心から感動しました。それはこれまで訪問させていただいた方々も同じです。それぞれの信仰に触れ、牧会の現場に戻れて本当によかったと感謝しています。
H姉は「これまで牧師さん毎日のように来てくれた。でもそれに甘えるようになった。私にはイエス様がおられる。イエス様を見失い牧師さんに甘えていた。だからもう牧師さんには甘えません。来れるときにきてください。私はイエス様のみに従って生きていきます」と。普通なら「いや、牧師に甘えていいですよ」と言いたいとこです。しかし言うのをやめました。姉が「私はクリスマスまでには一人で歩けるようにします。大江教会の礼拝にいきます。いまの目標は立って歩くことです」と言われたからです。礼拝に出るという目標のもと、自分の信仰を律しておられる姿をみて「甘えてください」とは言えなかったのです。とはいっても、どんどん訪問しますが。
このような素晴らしい出会いをたくさんいただいています。病室にいくとペンテコステにお配りした赤い結び目が見える所においてあります。パジャマに縫い付けておられる方もあります。みな大江教会をつながり、教会の交わりをとおしてイエス様に結びあわされているのです。もっと多くの方を訪問し、赤い結び目をたくさんお届しなければと考えています。遠慮せず牧師に声をかけてください。待っています!