神学校の先生からメールで励ましをいただきました。先生にとっていつまでも生徒なのだなと思いました。そのような関係はとても嬉しいものです。メールには次のように書かれてありました。「熊本に赴任して1ヶ月経ちました。なつかしい地はいかがですか。
現場で、水を得た魚のように生きがよく、張り切っていることで しょう。教会の仕事は面白いに違いありません。色々工夫してお働きください」と。そこで次のように返信しようと思いました。「水を得た魚というより、毎日水をかぶるどしゃ降りです」と。
熊本の雨の降り方というものがありますね。バケツをひっくり返したような降り方です。熊本に帰ってきたなという実感をもてました。それに、雨が降ったあとに晴れる。すると蒸し暑くなる。このじと~っとした暑さも熊本を感じます。しかしそのような中で礼拝堂の窓を全開にしていると、さわやかな風が入ってきます。この風に神様の存在を感じています。
朝礼拝を始めるようになって、朝7時に教会の扉を開けるようになりました。まず礼拝堂に入り、すべての窓を全開にします。すると風が入ってきます。その風を感じながら聖書を読み祈ります。このひと時が祝福の時間です。とても静かです。牧師の特権は毎日礼拝堂で祈ることができるということです。祈りのあとCDで讃美歌を流します。教会の横を学生さんたちが歩いています。少しでも耳に讃美歌が届けばいいなと祈りつつ。それから8時半の朝礼拝となります。これが生活のリズムとなりました。
毎朝このリズムを続けていくことが目標です。信仰生活もこのリズムが大切だと思います。まず一番良い時に聖書を読む時間を設定する。祈りの時間を決める。この2つをまず自分の時間とする。あとの予定はあいている時間を利用する。そうでもしない限り毎日聖書を読み、祈ることを続けることは難しいように思います。