礼拝の中での信徒奉仕が始まりました。聖書朗読は今までも行ってきましたが、今月から、プロセッション、配さん等の奉仕をしていただいています。これまで牧師のみが配さんをしてきましたから、少し戸惑いを感じておられる方もあるでしょう。牧師のみができることで、信徒がやってもいいの?と思われるかもしれません。
大江教会ではこれまでの習慣で、牧師のみがそれに関わってきたのでしょう。ただし、このことは牧師のみができる、牧師しかできないということではありません。ルーテル教会には全信徒祭司制という教理があります。すこし難しくなりますが、厳密には牧師のみができて信徒にできないことはありません。ただし、教会からの委託が必要です。今回大江教会においては役員会で承認し委託をして行うことにしました。
本来なら教会総会で奉仕者として委託されるとよいと思います。しかし、礼拝奉仕者に関しては、教会総会で選ばれた役員がそれを担うという委託を役員会で承認しています。今後は、礼拝奉仕者の意味、配さんやり方などを役員会で学んでいきます。正しい理解のもとで行われていくのが教会の在り方です。礼拝が豊かになっていくためには、どうしても礼拝奉仕者が必要です。その務めを役員に牧師が役員会を通して委託しています。
今日の礼拝から「ゴスペル讃美チーム」が礼拝奉仕をすることになりました。来月からは「聖歌隊」の奉仕も始まります。一つずつですが、礼拝が新しくなっていきます。ルーテル教会の宣教はまず「礼拝」で行われています。福音のみ言葉が「見える御言葉」と「見えない御言葉」によって語られています。その福音をよりよく受け取るために礼拝では様々な工夫がなされ、新しく作り変えられていきます。みなさんにもぜひ理解をしていただき、祈っていただけると感謝です。大江教会は千人礼拝を目指しています。まずはその計画のために「永遠の一歩」を踏み出しましょう。