本日の礼拝はクリスマス特別礼拝の2回目となります。テーマは「受胎告知」です。天使ガブリエルはナザレの町に住む一人のおとめマリアの所に遣わされます。その時の最初の挨拶は「おめでとう」でした。この言葉は「シャローム」で、「あなたに神様の平安がある」という意味です。しかも続けて「神様が共におられる」という言葉をマリアは聞きました。クリスマスの出来事はこの「シャローム」と「神様が共におられる」という御言葉が支えているのです。本日礼拝で歌われるビートルズの「Let It Be」は、現代版の受胎告知と言われています。
Let It Be (The Beatles)
レット・イット・ビー 私が悩んでいると マリア様が現れて 賢い言葉をおっしゃる 「あるがままにLet It Be」そして私が暗闇の時の中にいるとマリア様は目の前にお立ちになり 賢い言葉をおっしゃる「あるがままにLet It Be」 Let it be. あるがままに 「賢い言葉を呟くがよい。『あるがままに』と」 目覚めると音楽が聞こえる マリア様が近づいて来られ 賢い言葉をおっしゃる「あるがままにLet It Be」 Let it Be. あるがままに」
私たちの信仰は、神様が共にあって「あるがままに」です。苦しいこと、悲しいこと試練の中で人生を生きていかねばなりません。しかしそのようなときにこそ「神様が共におられる」ことを知るのです。そこに立って、神様にすべてを委ねるときに「あるがまま」という生き方を学ぶのです。
神様は必ず共にいてくださる。私たちに必要なことはご存知です。いまの悩み苦しみも、きっと神様はご計画の中で見守っておられるにちがいありません。苦しみを受け入れるには、イエス様が共に居てくださることを信じることからはじめなければできません。「あるがままにLet It Be」