コヘレト 3:1 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
人間には体内時計というものがあります。かなり正確に動いているようです。ただしこの体内時計は1日は24時間ではなく、25時間だといいます。1時間の幅を持たせてあるといいます。神様が与えてくださる時間は、人間のことを考えて時間のようです。しかし、この時間を人間が自分勝手に使ってしまうと大変なことになります。体を壊したり、うまくいかなくなってしまうのは、神様がきちんと与えてくださっている時間を無視していることにあります。神様は時を定めてくださいました。それは神様の都合のいいようにではなく、私たちがきちんと生活し、生きるために時間を定められたのです。
コヘレトという言葉は「招集する者」「集会で語る者」という意味があります。そこから口語訳聖書では「伝道の書」と呼ばれてきました。内容的には格言や教え、生きるための知恵がそこに記されています。有名な言葉としては「伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。」という言葉です。今日のみ言葉は「時」について語っています。「時」は神様のもので、すべてに時が与えられていると言うのです。
神様はすべての人に「同じ時間」を与えています。私たちはどのような存在であれ、神様から1日24時間与えられています。みな同じ時間しか持っていません。この時間の管理をするか、しないかで人生は変わってきます。仕事のみの時間管理だけでなく、休みの時間の管理も必要です。会議などにでていますと、一番重要な役割はタイムキーパーです。この人の存在がいない会議は、延々と続きます。常に時間を見ている存在が必要なのです。
私たちの人生のタイムキーパーはだれでしょうか。自分です。ですから平等に与えられた24時間をどのように使うかは任せられています。しかしどこにポイントを合わせてタイムキーパーをしていけばいいでしょうか。それは聖書に書かれています。神様にポイントをおくしかありません。神様の働きを充実させるために「休む」時間をとることもあります。
<音声朝礼拝は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>
最近のコメント