マタイ16:24~25 それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
今日から「九州教区・東日本大震災・被災地への巡礼と祈りの旅」がはじまります。イエス様の十字架の道(ヴィア・ドロローサ)の祈りに合わせて、これまでルーテル教会救援「となりびと」がかかわってきた被災地を巡礼し、祈りの旅をします。また2年目の3.11にむけて、祈りと花を届けます。
伊藤文雄牧師(元ルーテル教会救援派遣牧師)は、この旅をコーディネイトするときまず「閖上」から始めることにされました。閖上小学校にはあの時のまま、ランドセルをはじめ、泥にまみれた家財道具が置いてあります。いったい何がそこで起こったのか。私たちの心にまず刻みます。
閖上中学校にある14名の生徒のために慰霊碑のよこに机がおいてあります。そこに「死んだら終わりですか」という言葉が記されています。
「私たちも死んだらおわりですか」。この問いをもってイエス様の十字架の道を歩きます。皆様もこのブログでごいっしょください。
【十字架の道行の祈り】
司式:祈りましょう。
主よ、あなたは「わたしの弟子になりたい者は、日々自分の十字架を負って、わたしに従いなさい」と言われました。
苦しみの道は、愛と忍耐と謙遜の学び舎です。主よ、苦しみこそあなたを見出し、あなたの愛のうちに生きる道であることを悟らせてください。信仰の弱いわたしを助けてください。わたしもあなたの道を歩み、神と人々への奉仕に生きることができますように、
私たちは、イエス様の十字架の道行にあわせ、被災地巡礼と祈りの旅を行います。どうかあなたが私たちに語りかけてください。すべてのことを心に刻ませてください。十字架の主イエスのみ名によって。アーメン。
<音声朝礼拝は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>