ヨハネ19:17 イエスは、自ら十字架を背負い、いわゆる「されこうべの場所」、すなわちヘブライ語でゴルゴタという所へ向かわれた。
巡礼の旅の第2留は「七ケ浜町海岸」です。ルーテル教会救援先遣隊がはじめて救援活動した町です。在宅被災者に必要なことを聞くボランティアでした。まだ震災から1週間。寝たきりのお年寄り、障がいをもつ子供たちの姿が、避難所ではみられない状況にありました。なぜと言う疑問を持ちながら在宅被災者をお尋ねした時、そこにおられることがわかりました。避難所では迷惑をかけるということで自主的にそこをでられたのです。いやでていかざるを得なかったのかもしれません。避難所をでると自立とみなされ支援物資が届かなかったと聞かされました。いったい何が起こっているのかを真剣に問うできごとでした。
イエス様は、十字架を担わされます。罪のないお方が、自分を死刑にする道具を担わされて歩かれるのです。痛みに、さらに痛みを受けながらも、なお前に進まれる。この十字架が私たちの罪の赦しのためにあったことは、あとでわかることです。
【第二留 イエス、十字架を担わされる】
祈り:重い大きな十字架は、鞭で痛んだ主イエスの肩におかれました。主は従順にこれを担がれました。まことに、この十字架こそ主イエスが、これによってこの世をお救いになったものです。
主よ、どうか主の十字架の恵みによって私たちが苦しみに会うとき、従順と喜びをもって耐え、常に勇気をもって負うべき十字架を負い、主に従うことができるように。
あなたと共に葬られ、あなたと共によみがえらせてください。
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