物の値段は安いのか、高いのかと考えることがあります。コンビニのおにぎりは百円で売ってありますが、それは安いのかとふと考えてみたのです。外食などもどうも高く感じるし、物の値段は個人の思いや生活環境で変わっていくと思います。しかし、本当のところはどうなのだろうかと。
ところが、これは絶対高いと思う品物があります。それは宅配のピザの値段です。どう考えても1枚2500円~3000円は考えられません。原価は10パーセント位ではないでしょうか。海外でピザを食べてみるとその値段の違いに驚きます。どうしてこんなに高いのだろう。いつも疑問を持っていました。宅配する人件費、バイクの費用が掛かるから。でもそれならば、他の宅配や出前も同じだと思います。ラーメンの出前でも何千円もしない。またそれならば注文しないでしょうし。ピザなら注文するのもおかしいなと思います。
その疑問にネットニュースが答えてくれました。宅配ピザの値段はわざと高くしてあるというのです。つまり安い値段で設定するとオーダーが入りすぎてしまい、デリバリーできないそうです。宅配ピザの場合、デリバリースタッフを常に待機させておかなければならないため、何もしなくても人件費がかさむ。デリバリーを効率よく回せる「ほどほどの注文数」が一番儲かるので、決して安くない価格設定はそのためだそうです。これで高い理由がよくわかりました。
なんだか、不思議なことがおこっているのだと思います。そこまでして宅配ピザを食べたいと言うのは自由ですが、だからといってわざと高い値段をつける必要もないのになと。もう一度原点を見直して、何かを改革していかないと大変なことになってしまう。などと考えながらピザをながめています。むりやり宗教改革につなげましたね。ははは。