教会の子どもたちも卒業・進学・進級の季節になりました。卒業といってもまだ終わりというわけではありません。卒業してもすぐに次の扉がひらかれています。卒業はゴールだけでなく、新しいスタートラインに立つことのようです。次が用意されています。
我が家の娘たちも、それぞれの学校を卒業しました。どちらとも学校から皆勤賞をいただいたようです。高校を卒業する三女は、3年間で授業1コマだけ保健室にいたために精勤賞にならず皆勤賞となったとか。わが娘ながら凄いと感心しました。専門学校を卒業する長女も休まずにすべての授業に出席したとか。これもまたすごい。学校も先生達も喜ばれたことでしょう。自分を振り返ると大学の前半は自分探しと言い訳をして授業に出ていませんでした。皆勤賞という素晴らしさに感激してしまいました。
さて、それぞれの学校からの卒業祝いを聞いて驚きました。東京の女子校を卒業する三女には、各自の名前が彫られてある「ティファニーのネックレス」でした。まあ、東京の自由学園にある女子校のされることはオシャレだなと思います。専門学校を卒業する娘は、皆勤賞の記念品として「黄金の爪きり」をもらったそうです。さすがに栄養士を養成する学校だけによく考えてあるなと感心しました。どちらも、それぞれの学校がよく考えて生徒たちの励ましとしてくださったのでしょう。一人の女性として自立して生きるという意味を込めてネックレス、栄養士としての一番大切な衛生を考えての爪きり。どちらもその思いをぜひ受け止めて新しいスタートを切っていただきたいと願っています。
イエス様はいつもその人に必要な物は何かをご存知です。その人の渇きがなんであるかをしっておられます。必要なものを必要なときに必要な分だけくださるのです。いつも寄り添っておられる方が全てをご存知である。これが福音だといえます。