ペンテコステ(聖霊降臨日)おめでおうございます。今年のペンテコステは「教会の誕生日」をテーマに、みんなで楽しむ企画をいたしました。なにか赤いものをつけて礼拝に参加されましたか?これもまた礼拝を共に喜び、楽しむ企画のひとつでした。
これまで教会の誕生日であるペンテコステは、教会内部のお祝いとして守られてきました。キリスト教の三大祝日のわりには、わりとおとなしくお祝いしてきたように思います。ペンテコステは、わかりにくいということもありました。しかし、今年はちょっと考え方を変えてみました。どうしたら新来会者にこの日が喜びの日となるか。しかも、この日の意味を伝えられるか。そう考えていたら「そうだお祭りだ」というひらめきが与えられたのです。
ということで、今年は「祭り」をします。神社にも祭りがあるように、キリスト教にもフェスティバル(祭り)があっていい。教会らしく祭りをすればいいのではと企画してみました。はじめての試みですが、今日の一日をみんなで楽しみましょう。教会の中から喜びが溢れていくとき、それは福音となって地域の方々を恵みで満たしていきます。教会の方々の喜びや楽しみこそ大切な宣教なのです。
「ペンテコステ、イースターって、どうして礼拝にいかなきゃいけんの」という声をききました。確かに教会に行ったことがない方々には不思議と思えるでしょう。私たちキリスト者には当然のことでも、初めての方々にはわからないことが多いものです。そのことを考える時、初めての人にもわかりやすい、楽しいという視点で宣教を再点検してみたいと思います。
大江教会は宣教する教会になりたいと願っています。それは内に向かう宣教ではなく、イエス様が弟子たちを派遣されたように、外に向かっていく宣教する教会です。