「わたしの家は祈りの家である」。イエス様のみ言葉です。大江教会「聖なる空間プロジェクト」の第1期工事が無事に終わりました。といっても。聖卓の設置、十字架の設置から、いやもっとオルガンの移動から始まったこの計画が一つの区切りを迎えました。皆様のご協力に感謝です。
このプロジェクトの中心は「聖なる空間つくり」「祈りの家となる」でした。その背後には「礼拝堂を物置にしない」という願いがありました。礼拝堂は大きな空間ですので、すぐに物置場になります。使わないものが置いてあったり、これは捨てられているのではと思うものもありました。その一つ一つを取り除き、礼拝堂に必要なものを設置してきました。まだやることはたくさん残っていますが、一つの区切りとなりました。
礼拝堂は祈りの家である。このテーマに従って、大江教会にしかない祈りの空間を創造することを考えてきました。特徴ある十字架が聖な鵜空間の中心に据えられました。そして、この十字架にむかう「ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)」も出来ました。エルサレムにあるこの道を大江教会に再現しました。エルサレムストーンに似た、天草苓北富岡湾の石を積みました。ある意味「信仰復興」を旗印にキリシタンたちが殉教した場所からこの石を持ってきました。全ての石はガリラヤ湖の水で祝福されています。ぜひこの道を祈りながら十字架を見上げて歩いてください。そこには十字架の苦難、そして栄光の復活が見えてきます。そこから振り返るとイギリスの教会にあった1800年代の扉、その上に3本の十字架がみえます。
あとは、創造された聖なる空間を整えるのは、皆さんの祈りです。讃美です。交わりです。ぜひ教会にこられたとき礼拝堂でお祈りください。祈りによって完成するのが私たち大江教会の「聖なる空間プロジェクト」です。どこまで整えられるかですね。