「朝日記」を書き始めて6年目になります。きっかけは空港で見つけた1冊の本でした。朝日記をつけると人生が変わるというタイトルでした。まあ、人生が変わるかどうかはわからないが、日記は書いてみたいと思っていましたので手に取りました。帯に日記を書くことが苦にならず続けられるというのにひかれたのです。
これまで何度日記を書こうとおもったか。書き始めても大抵1ケ月でおしまい。何度挑戦してもそれ以上続きませんでした。それが朝日記はもう6年も続いているのです。理由は過去を振り返る日記ではなく、未来に向かう日記だからです。夜日記は反省ばかりの日記になります。朝は反省でもそれをもってどう生きるかというものになります。また5分で書けるようなシステムになっています。私はいろいろと書くので15分になりますが。それでも楽しい作業です。とくに朝日記にはその日の予定が書かれますので、その日にやるべきことが認識され夕方にはほとんどできています。びっくりです。
さて、その日記でも前日にあったこと書きます。神様の恵みを数えるというテーマで前日を振り返ります。恵みといってもよいことばかりではありません。反省すること、悔改めること、悲しかったことも書きます。そんなときどうするかです。ああすればよかった、こうすればよかったと思うことも多いものです。後ろ向きになりそうなときもあります。これをどうやって神様の恵みとして受け取るか。課題でした。
あるお坊さんに教えて頂いたことがあります。日記の最後に「それでもいい日だった」と書くことですと。いろいろなことがある。しかしすべては神様が与えて下さった恵み。辛いことも、苦しいこともそれを通して御心を示される恵みです。だとすると「それでも恵み豊かないい日だった」と書くことです。この一言で日記は続けられるのです。