大江教会オルガニスト研修会が行われました。これで終わるのでなく、今回が第1回として今後も継続して行っていければと願っています。
大江教会に赴任して2年になります。礼拝も滞りなく進められてきました。しかし、いろいろな礼拝を計画し準備する中で、オルガニストの皆さんにぜひお願いしたいことがあると思うようになりました。聖なる空間に整えられてきた礼拝堂、その礼拝にふさわしい演奏をということでした。何か足らない。なにか違う。それは何かと常に思っていました。そのことを解決する方法は、ルーテル教会で礼拝奉仕をしておられるプロのオルガニストから教えて頂くことだと思いました。オルガニストとは何か。礼拝の奏楽で一番大切にしなければならないことは何か。基本的なオルガンの使用方法など。そのためには立野という牧師を一番知っておられる吉田仁美姉にお願いするのがよいと思いました。私に音楽的要素がないこともよくわかっておられるし、ひらめき型だということも。それを理解して広島での10年間、一緒に礼拝を創りあげてくださったのです。
司式をする牧師も、奏楽を担当するオルガニストにも大切なことは「謙虚さ」だと思います。神様に用いて頂くことに対してへりくだるということです。きっとそのことを一番に教えて下さったと思います。たった短いレッスンでしたが、皆さんの演奏する音が変わったのはよくわかりました。教えられることを素直に受け入れられ「謙虚さ」が、響きの違いになったと思います。
これから礼拝の奏楽は変わってきます。そう期待しています。いままでも礼拝としては守られてきました。しかしさらにこの聖なる空間にあった奏楽がなされていくとき、大江教会の礼拝はまたひとつ「ここ二しかないオンリーワンの礼拝」となります。