2014年も最後の主日となりました。1年の時の速さにいまさらながら驚いています。年末年始は教会にとっても牧師にとっても静かになる季節です。クリスマスの賑やかさが納まって1年を振り返るときです。
さて、今年の大江教会はどうだったかと振り返ってみます。まずは「変化」の1年でした。それと共に「変革」の年だったかもしれません。この1年で礼拝堂の整備が進み、これまでとは雰囲気が違う新しい礼拝堂になりました。鐘も設置され毎週の礼拝に響いています。そのような中で何が変わったのか。礼拝堂に中高生の声が聞こえるようになりました。大江教会がこの数年祈り待ち望んでいたことが起こってきました。礼拝出席が増加しました。30名代の礼拝でしたが40名を下回ることがなくなりました。教会に活気が感じられるようになりました。毎週の食事の数が増えています。楽しいイベントが増えました。このような変化は、大江教会の変革へとなりました。
そのような中で私が一番の変革と思っていることがあります。それは講壇用聖書の通読が始まったこと。そして礼拝堂で祈っておられる方の姿を見るようになったことです。毎日誰かが聖書台に立ち、礼拝堂にみ言葉が響いています。祈りがあります。大江教会にどうしても必要なことは「み言葉と祈りを大江教会に取り戻す」ことでした。信仰の原点に帰ること。信仰の原則に従う事です。ここを抜きにしてどんなに議論しても教会は成長しません。この1年をかけてスピード感をもって変革してきたことは、御言葉と祈りのある教会つくりのためでした。聖書通読の豊かさは、いま共に通読されておられる方が一番感じておられることでしょう。
さて新しい年がやってきます。2015年はさらに原則を強めながら、さらに質の高い教会の形成をしてまいりましょう。2015年が大江教会の未来にとって大切な年となります。