締め切りに追われる仕事が減ってきました。と言うより、いつの頃からかやり方を変えたと言った方がいいかもしれません。それは「頼まれたらすぐにやる」です。締め切り日をみていたら、その日が来るまでやらないという自分の性格を学んだからです。あるときは締め切り日が3つも重なって、結局1ケ月も遅れてしまった経験があります。今思うと大変申し訳なかったと反省しています。
自分もそうでしたが、仕事の仕上がりがいつも締め切りギリギリという人がいます。教会関係でいえば、締め切り過ぎの提出が多いのですが。これは牧師の自覚の問題かもしれません。事務局のとき、締め切りがある書類を期日までに提出できない牧師が5名おられました。いつも同じ牧師でした。そういう牧師にかぎって電話すると「こっちは忙しんだ。事務局みたいに時間がない」と怒鳴られたものです。そのたびに不愉快な気持ちもありましたが、なんだか可笑しくなって笑っていました。自分のことしか考えられないのでしょうね。何事も自分たちだけというのは問題ですでが。
このいつもギリギリになる人の心理ってどうでしょうか。締め切りまでに時間があったはずなのに、なぜできなかったのでしょうか。この原因は「いざとなればできる」という変な自信があり、行動に移すまでの時間が長いからです。たしかに「いざとなればできる」があるとすぐに出来ないものです。そんな人が締め切りまでに出来るようになるためには、一度痛い思いをしてみなければいけないと教えられました。
さて、自分はどうか。何がかわったか。それは「終わりを見据えて今日やる」と言うことです。もっといえば頼まれた時にすぐやる。メールでも電話でも出来ることはのばさないことです。しかし、この「終わりからいまを見る」は、聖書から学んだことです。キリスト教の信仰は、復活から今をみてどう生きるか。いまなにをするかだと。