説教題の看板が掲示されなくなって5ケ月になりました。あまりにも素敵な字でしたのでとても懐かしい思いです。しかし、そろそろ新しい方にお願いしようと思っています。説教題が掲示されなくなくなって、地域の方が「最近楽しみがなくなった」と言われたのです。しかも「キャッチコピーと字のバランスが楽しみだったので」と。説教題はキャッチコピーではありませんが、人を招くためにはそうかもしれません。
最近「キャッチコピー」を少し学んでみました。「売れる言葉の法則」です。これが面白いのです。たった一言、1行が人を集めるきっかけとなるのです。ニューヨークにある博多レストランでは明太子をメニューでは「タラの卵」と書いてありました。すると注文がほとんどありませんでした。美味しいのですが、それをみた客は「気持ち悪い」と言うのだそうです。「タラのたまごなんて~」と。ところが名前を変えてメニューに掲示したとたんバカ売れしているとのこと。皆さんならどのようにメニューに書くでしょうか。そのお店ではこう書きました。「博多スパイシーキャビア」。なるほどです。「タラの卵」では気持ち悪いが、「スパイシーキャビア」だと食べたくなるのです。ものは同じなのにどこか違うか。受け取り側の感性でしょう。
大江教会の看板も昨年変えました。そこに新しい表現を加えました。「九州学院教会として宣教開始」。これだけで人は変わり始めました。一番は安心感です。九州学院と関係がありそこから生まれた教会というだけで、生徒たちの教会の壁は低くなったのです。自分の学校と関係があり、そこにつながっているのだと。ここからです。「カフェのある教会」「パイプオルガンが弾ける教会」「鐘が鳴る教会」「24時間オープンの教会」。さてどうですか。教会のイメージが変わったことに気がつきましたか。
今年は説教題にもちょっと工夫を凝らします。お楽しみに。奉仕者を求むです!