2015年12月にパイプオルガンが設置され、礼拝が豊かになりました。この1ケ月で随分その響きに慣れてきました。しかし「大江教会のパイプオルガンになるまでには3年かかります」との吉田先生の言葉を思い出します。確かにそうだなと思っています。まだ、教会全体が楽器となり福音が響くまで時間がかかるのです。オルガニストの皆さんの成長に期待しています。これからです。
このパイプオルガンで吉田先生の礼拝奏楽を聞いてしまったので、演奏、響き、ストップのタイミングの違いが分かります。いまは毎週の響きが違うのがわかります。礼拝人数でも違います。イブの夜100人と、先週の礼拝60人では全く響きが違います。また、讃美歌のストップの使い方、「いまここで変えて」と思うこともあります。素人の私がこれだけ感じているのですから皆さんはもっとわかるのでは。
オルガニストの皆さんの成長しておられます。毎日教会でパイプオルガンの響きを聞くことができます。オルガンに誠実に向かっておられます。ですからこれからが楽しみです。足をいれて6ストップしかありません。鍵盤も一段のみです。これを駆使して演奏しなければなりません。すごいことだと思います。だからこそ、オルガニストが更なる高みを目指されることが礼拝を豊かにしていくのです。
牧師としてオルガニストにお願いしたことがあります。1年間必ず毎日順番でオルガンを弾くこと。そのとき、まず祈ること。新約聖書を日課に従って1章読むこと。オルガンを弾いたあと祈って終わることです。1年間このことが続いていけば、このオルガンは必ず大江教会のパイプオルガンとして聖なる福音を響かせることでしょう。
私たちの教会に神様から与えられたこの宝は、毎日用いられ豊かな実を結んでいきます。聖なる礼拝が更に豊かになる恵みを毎週いただけるなんて、最高ですよね。