マタイ 4:25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。
今日は「顕現日」です。ロシアでは今頃クリスマスのお祝いを盛大にしていることでしょう。3人の博士が生れたばかりの赤ちゃんイエス様を礼拝しに来た日です。クリスマスという名前からすれば、今日が本当のキリスト礼拝の日だと思います。ルーテル教会では一応今日でクリスマスの季節がおわることになります。年末年始の礼拝ラッシュから解放された気分です。
イ エス様の宣教活動の様子が記されています。まず最初は「おびただしい病人をいやす」ことでした。この評判を聞きつけて大勢の群衆がイエス様のもとにやってきました。イエス様の宣教の働きは「教え」「福音を宣べ伝え」「いやす」の3点にまとめられています。集まってきた群衆の地域性はかなりオーバーな表現ですが、その評判は絶大なものだったようです。イエス様のファンが増えてゆく様子がわかります。
神学校を卒業して数年後のことでした。教会の宣教になやんでいました。その頃神学校の校長先生が「キリストのファンをつくりなさい」「そのキリストに生かされているあなたのファンをつくりなさい」と助言してくださいました。キリストのファンづくりはやっていましたが、自分のファンをつくるとは思ってもいませんでした。しかし、自分がどんなにキリストに愛され生かされているかを証しし、その自分のファンをつくることの意味を考えました。その後、それこそが宣教の基本だと思うようになりました。
教会の宣教も、自分の信仰生活も「神様のサービス業」だと思います。イエス様はファンをたくさん持っておられました。私たち牧師も信徒も「あなたから神様のみ言葉を聞きたいと」思われる存在でありたいです。教会の宣教も「大江教会から神様の働きを受けたい」と思われる証しをしたいと願います。そこにはノルマ、マニュアルは存在しません。聖書を読み、祈り、奉仕するという原則があるのみです。
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