大江教会礼拝堂を聖なる空間として整備を始めてから5年がたちました。5年前の礼拝堂がどのような状態だったかを覚えておられるでしょうか。少しは祈りの空間らしくなってきたと思います。しかし、聖なる空間にはまだ遠いかなと感じています。み言葉を借りて言うならば「聖なる空間に遠くない」という感じです。
現在も礼拝堂「聖なる空間プロジェクト」は進められています。また新しく増えていると思われていることでしょう。今週はローソクホルダーがアメリカの復活教会から届きました。これでローソクを無駄なく燃焼できます。革の聖書カバーも落ち着いた色に変わってきました。通読して下さっている方にはその変化もお分かりになるでしょう。また、この聖書革カバーがなぜ必要だったのかも感じておられると思います。
今月は聖壇横の窓にステンドを入れます。今までのステンドはCaféに用いられて素敵な空間を作ってくれています。その空いた所に、夏休みのワークショップとして中高生、女性会有志他で手作りする計画です。これは被災者支援の一つでもあります。阿蘇でステンドグラス工房を開かれていた職人さんが指導してくださいます。この方は東日本大震災のとき幼いお子さんを連れて関東から阿蘇に移住されました。今回再びの被災でステンド工房にも大きな被害がでました。彼に託すテーマは「命の水の流れ」です。十字架の下から命の泉、み言葉の泉が湧き礼拝堂をうるおすという設定です。聖書台や聖書カバーも一体となりこのテーマにしました。ワークショップ参加者も大募集です。一緒に聖なる空間を作ってみませんか。
心配は予算でしょうか。ご安心ください。教会一般会計、建築献金を使うことはありません。これまでもそうでした。今回の整備には指定で支援献金を頂いています。きっと神様のみ心によって必要なものは集まってきます。そう祈っていますから。