2017年度総会資料が出来上がりました。準備に3週間ほどかかりました。統計表や活動報告を見ていると、よくやったなと思います。熊本地震の中でも普段通り、いやそれ以上の活動があったのだと思います。地域に開かれていたからこそできたことも多くありました。教会が着実に地域に開かれている証を見ることもできました。教会カフェがその役目を十分に果たし、毎日カフェの利用があり、それが礼拝にも教会会計にも反映してきています。あのとき集会室をカフェに改装しておいてよかったです。
災害時に大切なことは「平時は非常時の鏡」と言うことです。ですから、普段できてないことは非常時にはできません。避難訓練をしていなければ、避難することはできないのです。平時に何を準備し、何をしていたかは非常時にわかります。被災状況の中で大江教会とカフェがどんな役割をはたしてきたか。それは平時と同じことをしたにすぎません。24時間オープンも地震後に始まった事ではなく、いつもそうでした。教会を地域に開放してきたのもそうです。教会の塀を低くするために平時にやってきたことがその時にできました。その事が災害時に大江教会の支援活動になりました。
「大江教会はあかちゃんを助ける教会」という言葉がラインやFBでシェアされました。ママさんと赤ちゃん応援も、この教会が普段からやってきたことです。熊本地震支援活動で教会と牧師が何をしているかわからないという言葉をききました。何をしているかわからないのではなく、教会も牧師もいつもと同じことをやっただけです。地域に教会を開き、ニードをきいてそれを行う。そのニードをきくために普段から教会の塀を低くしてあったのです。ですから平時こそ大切です。いざという時のために普段から何をしているかが大切なのです。
総会資料をつくりながら、まだだな~と思っています。もっと大江教会は成長できる。教会がこの地域コミュニティの中心となって教会街を形成できればなと思います。