羽田空港の本屋さんで「人生を変える授業」と言う本を見つけました。時間があったので買わずに立ち読みをしていました。どうすれば人生を変えることができるか。この本はアメリカ有名大学で行われている心理学授業の本でした。その授業は大学で最も人気がある授業だと言うのです。私もそんな授業をしてみたいなと思いました。
さてその本の最初のテーマは「あなたは、勉強や仕事を頑張った先に『幸せ』があると思いますか?」という問いから始まります。心理学者のショーン・エイカー博士によると答えは「ノー」だそうです。しかし、ほとんどの人は幸せになりたいと必死になって勉強し働いていると思います。良い点数を取ること、仕事では成果をあげること。どうして「ノー」なのか。博士は続けて言うのです。「成功が『幸せ』をつくることは不可能で、むしろ『幸せ』が生産性や能力を向上し成功に導くのだ」と。この言葉をゆっくり考えてみました。確かにいまの幸せかが多くのことを生み出してくるのだと思います。発想を変えることが求められているようでした。
その授業では一つの課題が出されます。「毎日2分、21日間感謝すれば、あなたの世界は変わる」「毎日、感謝していることをノートに5つ書く」たったそれだけ。それを21日間(3週間)継続するのです。なるほどだなと思いました。大切なことは「感謝することを探す」そして「感謝することを継続する」。キリスト者がいあまのままで幸せなのはその人生の根本に「感謝」があるからです。不平不満が自分の根本にあれば、いつもネガティブになるのでしょう。感謝することでポジティブになる。物事を前向きに受け取ることができるようになるのです。それを習慣化することです。
パウロは「いつも感謝しなさい」「絶えず祈りなさい」と教えました。全てを感謝として受け取っている信仰者は「幸せ」なのですよね。