7月の役員会で「聖さん道具の取り扱い」についての質問がありました。大江教会での現在はどうなっているのかをお知らせします。というより、聖さんについてこれまでどうだったかを考える機会が与えられ感謝です。
まずは、準備と後片付はすべて牧師がさせていただいています。これは大江教会に赴任してきて始めました。聖なる空間プロジェクトを始めた時の中心に据えたことでもあります。赴任して初めての聖餐式で驚いたことは、礼拝のあとの「キリストの体と血」の処理の仕方でした。小さなコップにのこったワインは台所の流しで洗われ、パンは台所に置かれたままでした。キリストの体と血の扱い方が、これでいのだろうかと思いました。キリストが臨在される証しとしていただいたものです。そこで変更しました。
現在はドリップ式になりましたので、最後は牧師が飲み干しています。そこに水が置いてあり丁寧に中を洗って、その水も飲み干します。そのあと丁寧に拭きます。そうすると台所に流さなくてすみます。キリストの体は食べ尽くします。最後に丁寧に整えて礼拝堂十字架の横に設置してあります。設定してないウエハースもおいてありますが、週日聖餐式が行われる時に使います。キリストの体と血に対して、信仰によって丁寧に処理したいのです。このことを理解して下さってお手伝いして下さる方がおられればよろしくお願いします。これはキリストの体と血です。
大江教会は聖卓を囲む礼拝をする、聖壇ではなく聖卓とすることを教会総会で決議されています。聖卓を囲む、中心とするとは聖餐式をその中心におくということです。ですから、そこに心を置きたいと思います。残ったものを洗ってしまえばよいと言う事ではありません。私たちの教会の中心は、聖さんを共にする信徒の交わりです。