これまで牧師として何ができなかったか。子どもたちの行事に参加できなかったことが一番かなと思います。日曜日の行事が多く、礼拝を休んで行くことはありませんでした。PTA会長のときも挨拶のみで帰ってきました。自分ではそれでいいと思っていました。子どもたちも牧師だからしょうがないと考えていると思っていました。しかしそうではなかったのだと思います。
これまで三女の行事には何一つ参加できませんでした。事務局への単身赴任も重なったせいもあり、中学高校は学校にもいけていません。その三女が今年大学4年になりました。そしてラクロス部も最終試合が近づいてきました。「せめて1回は見に来て」というラインがきました。それを見た瞬間に反省しました。何とかして1度でも見に行くことはできなかったのか。ホントは寂しかっただろうなあ~と。
そこで家族でラクロス観戦ツアーを挙行しました。台風の合間をぬっての観戦ツアーとなりました。ラクロスを見るのは初めてです。ルールもわからず、はたしてどうなるのか。三女はゴールキーパーとしてチームをまとめてきました。試合になり、自分の娘がコートに立っている姿を見た時、とても感動しました。懸命にゴールを守りながら大きな声でチームに指示だしをしている。こんなに成長したのだなと。神様が共にいてくださり、自分で体育大学を選択しラクロス部に入部した三女。毎日4時起きで練習に参加し、ラクロス部の伝統で授業は一番前の中央の席に座る。荷物を抱えてグランドまわり。よきチームに入り、メンバーに恵まれ、最終戦までゴールを守り続ける。
これまで1度も行けませんでしたが、神様の導きで1回だけでもラクロスをしている娘をみることができて感謝でした。これからは社会人になり、自立の道をすでに歩きはじめました。イエス様に祈り続けて今があります。感謝。