今年も東北・宮城から秋刀魚が届きます。今回で5回目となるす「東北支援・秋刀魚Café」を開催できます。今年は秋刀魚漁が不漁のため、1ケ月遅れての開催です。女川漁港に6日に秋刀魚漁船が入港し、そのまま熊本へ送られてきました。新鮮そのもの。実は刺身で食べるのが美味しい。今日もまだ刺身でも食べられるようです。
秋刀魚Caféの課題は焼き方です。今年は炭火に再挑戦です。バーベキューコンロ、無煙ロースターもあります。どの焼き方が美味しいでしょうか。これまでも試行錯誤を重ねてきました。やっぱり炭火が一番難しいです。火力がよい加減になるまで待てないのです。それで強い火力で焼くと周りは焦げて中は生状態となります。じっくり熾火を待つことが重要です。ガスコンロは蒸し焼きになるので簡単便利です。ですが炭火で焼く方が風情があります。無煙ロースターが一番おいしいと思います。セットされた機械が焼いてくれますから。どちらにせよ東北の秋の味覚を楽しんで下さい。
秋刀魚を焼くことだけでも楽しさがあります。初めてから5年という年月も感じます。東北の方々の復興に思いを馳せます。今年は不漁にも関わらず、大江教会には一番に送ってくださいました。「ルーテルさんには食べさせんと」と。これも人のつながりです。東日本大震災の時、苦悩の現場に立って寄り添わせていただきました。私たちを被災者の皆さんが受け入れてくださいました。その関係がいまでもあります。苦難を共にしたつながりです。さっそく熊本から極早生蜜柑を漁協のみなさんに送りました。柑橘類ができない東北にとって熊本みかんが一番喜ばれます。
イエス様は「つながっていなさい」といわれます。私たちはイエス様につながっています。その私たちが東北につながっています。私たちは自分たちをとおしてイエス様にすべてをつなげる役割を果たしています。