クリスマスがもうそこまで来ています。いま待降節を過ごしていますが、実はクリスマス礼拝ラッシュといったところです。今年はYMCAワイズメンズクラブの3例会に招かれ「クリスマス礼拝」の依頼を頂きました。ある例会は大江教会である例会はイタリアンレストランで。またホテルでと。
どこで行われようとクリスマスの礼拝ですからしっかり準備をしていきます。ちょっとさみしいのは讃美歌をうたう声が小さいかなと言うことです。きっとクリスマス礼拝に参加し、讃美歌を礼拝式の中で歌うことが初めてなのでしょう。しかし、一生に一度であったとしても礼拝に参加することは神様の恵みです。初めての方がおられるのでしっかり準備をします。手を抜かない。神様がこの礼拝に招いて下さったのですから。神様の道具として出来るだけの事はしたいのです。先週はイタリアンレストランでクリスマス例会が行われました。礼拝と朗読がメインの会でした。
その中で「たいせつなこと」という絵本が読まれました。その一節です。「くさは みどり くさは おおきく のびて あまく あおい においで やさしく つつみこんでくれる でも くさに とって たいせつなのは かがやく みどりで あること」。なるほどだなと思いました。自分にとって「たいせつなこと」って何だろう。人から見て大切なことと、自分にとって大切なことはち違うのだなと。自分が自分として大切にしていることを考えようと思いました。合わせる必要はないのです。
クリスマスの出来事は「宿屋には泊まる場所がなかった」と記されています。大変なことです。しかし大変なことが大切なことではありません。宿屋には場所がなかったけれど神様は飼い葉おけに場所を用意してくださっていたということです。